イギリス在住おぼえがき

いきなりイギリスに行けと言われて2013年よりオックスフォードに在住中。基本自分のための覚書ですが、私の失敗・苦労がちょっとでも誰かの参考になればと。

英語学校

先日から週2回英語学校に行っています。私としては日々の会話能力増強が目的なのですが、何件か体験授業を受けてみたところ、どこも文法や語彙・フレーズが中心のよう。要するに国語の授業ですね。当たり前か。

授業を受けにきている人はヨーロッパの非英語圏の人がほとんどなので、基本的に会話能力はあるが細かい文法等を習ったことがない(あるいは習い直したい)という人が多いようです。私が少し能力以上のクラスに入れられてしまったこともあり、先生も生徒も手加減なく早口だし文法的にも難しい問題が多く、かなり落ちこぼれている雰囲気。いやそんなことはない、間違いなく落ちこぼれている。

まあ何事も経験だし、役に立つのは間違いないので頑張って通ってます。しかし無茶苦茶疲れる。とにかく一瞬でも集中をとぎらせるとリカバリー不能でずるずると落ち込むので気が抜けない。

思えば大学入試以降英語の勉強など一切したことがなく(TOEICの受験対策をちょっとしたくらいかな)、赴任が決まっても英会話学校に行く暇もないまま赴任してから学校に行くという、いささか遅きに失した感があるのですが、まあ人間こんなものだということで。

しかし逆に中高での英語教育しか受けていないのに、かなり酷いものなんでしょうけど、最低限のコミュニケーションをとれているということは、日本の学校における英語教育も無駄ではなかったということですかね。英語教育について語れるような立場もスキルもないのですが、少なくとも「全く役に立たない=やらなくてよい」というのは間違いかなあと。無論「役に立つ=充分」ではないですけど。特にヒアリングについては全く駄目で、これが自分にとっての最大の問題点なのです。

とにかく聞きまくるしかないのでしょうけど、幸いその状況には事欠かない。あとは本人の意識の問題、という英語に限らず何でもそうやんけ、という月並みな結論でした。