イギリス在住おぼえがき

いきなりイギリスに行けと言われて2013年よりオックスフォードに在住中。基本自分のための覚書ですが、私の失敗・苦労がちょっとでも誰かの参考になればと。

ロンドン行バスに関するちょっとした変化

先日、英国運転免許証への切り替えのためにロンドンに行ったのですが、いくつかちょっとした(といっても個人的には影響が大きい)変化があったので書いておきます。

 

Thornhill Park & Rideの実質値上げ

オックスフォードリングロードの少し東にあるThornhill Park & Rideは、ロンドン・ヒースロー空港・ガトウィック空港に行くバスも全て停まるので、オックスフォードに入るためだけではなく、オックスフォードから出ていくためのPark & Rideとしても多くの人に活用されています。私もロンドンやヒースローに日帰りするときはたいていここに車を置いています。

ここのもう一つの利点は11時間までは無料で駐車できるということ。しかし11月より1時間から11時間まで£2という料金設定が新たに追加されて、実質ピックアップ目的以外では駐車料金が必要になりました。まあ市内のバカ高い駐車料金から比べれば11時間まで無料というのは大盤振る舞いだったので仕方ないのでしょう。

しかし、結構気付かずに停めちゃっている人もいるんじゃないかなあ。私はたまたま11時間以上停めることになるかもしれないので、事前にオンラインで料金払うシステムをチェックしていてたまたま値上げを知ったのでよかったですが、もし数時間駐車する予定だったら全く気付かなかったと思います。しかもここはナンバープレート読み取りカメラによるチケットレス方式なので、駐車場を出るときにすら料金が必要だったことに気づかないと思います。ある日突然請求が来る、ってことになるんですかね。

 

ロンドンのX90バス乗り場変更

オックスフォードとロンドンを結ぶバスはOxford Bus Companyが運行するX90と、Stagecoachが運行するOxford Tubeの2つがほぼ同じ経路・料金でサービスを提供してしのぎを削っています。おかげさまで翌日まで有効のロンドン往復切符は£17という低料金で利用できます。ちなみに距離が短いけど競争がないヒースロー空港へのバスであるthe airlineは往復£24。

私は秋以降必ずX90を選んで乗っていました。理由はロンドンからの帰りのバス乗り場がビクトリアコーチステーションという所謂バスターミナルから出発すること。一方のTubeは道端の普通のバス停が始発です。ビクトリア駅からは5分ほど歩く必要がありますが、特にこの時期寒くて天気の悪いロンドンの道端でいつ来るかわからないバスを待つより椅子も売店もある始発のターミナルで待つ方がよいので、X90を選んでいました。

ところが先日バスターミナルに行ってみるとどうも様子がおかしい。オックスフォードの文字が全く出てこない。携帯でホームページ確認すると、

 from 27th October coaches will depart from Buckingham Palace Road stop 7

 の文字が。地図で探してたどり着いたらOxford Tube乗り場の隣の道端。ということで、今後は早く来た方のバスに乗ることにします。。。

 

新型バス導入

Oxford Tubeの2階建てバスに対抗してか、X90とthe airlineの路線に新型バスが導入されました。一見2階建てですが、実際はほとんどの座席は2階にあるスーパーハイデッカータイプ。運転席とトイレが1階にあるので、その分座席数は少し増えているかもしれませんが、個々のスペースはそんなに広くなったという印象は無いです。1階の荷物室は確実に大きくなっていると思います。ロンドン行きのバスでも自転車積む人が結構いるので、広い荷物室は重要なのかもしれません。

ちなみにこのタイプや2階建てバスの一番前の座席は一度乗る価値があると思います。景色がいいのももちろんですが、前タイヤよりかなり前に座ることになるので、街中では建物や信号が目の前をかすめるようにすれすれを通ったりして、いつもと違う感覚を味わうことができます。カーブの時など座席は完全に歩道の上を通っている時もあります。当然人気も高いので子供たちと席を争うことになりますがw。