イギリス在住おぼえがき

いきなりイギリスに行けと言われて2013年よりオックスフォードに在住中。基本自分のための覚書ですが、私の失敗・苦労がちょっとでも誰かの参考になればと。

イギリス運転免許証への切り替え(3)

はじめにおことわり

最初の記事に書きましたが、ここから説明するDVLAのローカルオフィスに出向いてパスポートの郵送を回避するというのは、2013年12月14日以降は不可能です。ということで、書いている時点で既に5日前というこの記事はほとんど誰の役にも立たないのであります(なら、なぜ書く)。

 

ウインブルドンへの道

全英オープンテニスで有名なウインブルドンですが、ロンドン市街からは鉄道と地下鉄どちらでもアクセス可能です。オックスフォードからのバスの終着地であるビクトリア駅から地下鉄ならDistrict線で一本ですが、折角の機会なので鉄道を使うことに。鉄道のウインブルドン駅はウオータールー駅から出る線なので、ビクトリア駅から行く場合は途中のクラップハム・ジャンクション駅で乗り換える必要があります。平日の昼間はどちらの線も本数が多く、乗り換えを入れても30分かからないくらい。切符もOyster Cardが使えるので便利。個人的には狭くてうるさい地下鉄に30分乗るくらいなら、たとえ乗り換えがあっても鉄道で景色を見ながら移動する方が好みです(地下鉄もこの辺りは地上を走ってますけどね)。ちなみに、テニスコートに行く場合は地下鉄で2つ手前のサウスフィールズ駅が最寄りのようです。

 

DVLAローカルオフィスでの手続き

DVLAの建物は駅から歩いて1分くらいのところ。エレベータで1Fに上がったところにある順番待ちカードを取って、部屋の中の待合室で待ちます。病院等でおなじみの番号待ちが表示されるディスプレイがあり、アナウンスとともに呼び出しがかかるシステム。私が行った時は結構人が多く、10人くらい待たされましたがそれでも15分待ちくらいかな。

番号が呼ばれて窓口で、「日本の免許証からの交換をお願い」と言い、申請書、パスポート、日本の免許証、写真、翻訳証明書を出すとさささっと眺めて、「パスポート持って帰る? 4ポンドかかるけど」とのこと。そうそう、Premium checking serviceでお願いします、と言えば良かったんだなと思いつつ、よろしくと言うと隣の部屋で同じ番号呼ぶから待てとのこと。ここまでで多分1分。

隣の部屋でさらに5人、10分程度待つと、番号が呼ばれる。いきなりパスポートをぽいっと返されて、「54ポンド」。カードで支払って「2週間くらいしたら届くから」。ここまで多分2分。

ということで、待ち時間25分、窓口3分で無事終了しました。私の帰るころにはほとんど待ってる人いなかったので、運がよければ全部で10分かからないかも。日本人の方も何人かいらっしゃいました。

あとは無事免許証が届くのを待つだけですが、パスポートと違って免許であれば最悪トラブルがあってもすぐには困らないので気が楽です。来週からはRoyal Mailにパスポートの運命を託すしかないんですかね。